「テニスの王女様」(仮)

1 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/07(金) 02:44
羊にて書いてました、妄想でたとこ勝負の続きです。
基本はかおりかなのですが、ところによりいしよしだったり、
いしかごだったり、いしやすだったりもします。それでは途中からですが・・・
2 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/07(金) 02:44
−52−
「はぁ・・・はぁ・・・」
加護の額は、既に汗でびっしょりと濡れている。
それにひきかえ、亜弥は涼しい顔をして、加護の方を見ていた。
(ったく・・・サイボーグかっちゅーねん)
「そろそろ一休みしよっか。何飲む?」
髪を軽くかきあげながら、亜弥は尋ねた。
「あ、なんでも・・・」
「OK。ちょっと待ってて」
亜弥はそう言うと、コートを出て、自動販売機のある方へ走っていった。
その軽やかな足取りから、疲れている様子は微塵も感じない。
(凄いなあ・・・かなわんわ)
加護はずるずるとラケットをひっぱりながら、コート脇のベンチに腰掛けた。
風が心地良い。いろんな部活の掛け声が聞こえてくる。
(ふー、それにしても、梨華ちゃん、おっそいなあ・・・)
もしかして、またあの飯田とかいう先輩に捕まっているのだろうかと思うと、
急に落ち着かない気分になってきた。
(とりあえず、部室戻ってみんと・・・)
「あいぼーん」
その時、加護もびっくりするほどのタイミングで、梨華の声が聞こえた。
あわてて加護が振り向くと、いやな予感が的中していた。
「はぁーい、加護ちゃーん、元気ぃ?」
カメラのファインダーを覗いたまま、手をひらひらさせる圭織を見ながら、加護は深く溜息をついた。
3 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/07(金) 02:45
「加護ちゃん、おまたせー・・・って、あれ?」
亜弥がジュースを両手に戻ると、コートには見知らぬ顔が増えていた。
「あっ、松浦さん」
加護の言葉に真っ先に反応したのは、梨華だった。
「あなたが松浦さん・・・。あの、私、部長の石川です」
「あ、どうも、始めまして。松浦です」
お互い、ぎこちない挨拶を交わす。
「あの・・・加護ちゃんに色々教えてもらったみたいで」
「いえ、そんな大したもんじゃないです・・・」
そんな二人の会話をカメラで撮り続ける圭織。
「ほら、梨華ちゃん、表情が固いよ。もっとリラックス、リラックスね」
「圭織、ドキュメンタリーじゃないの、これ」
そう矢口が尋ねても、圭織はまるで聞こえないふりをしている。
「あの・・・なんなんですか、この人・・・」
「実は、色々と事情があって。あのー、飯田さん、今はカメラ、止めてもらえます?」
「なんでー、テニス部の人じゃないの?」
「圭織ー、二人が話してるの聞いてたんじゃないの?どー見ても初対面でしょ」
あきれた顔でつっこむ矢口に、しまったという表情を見せる圭織。
傍から見れば、まるで漫才コンビだった。
「ごめんなさいね。びっくりさせちゃって」
頭を下げる梨華に、恐縮するように、亜弥は手を振った。
「いえ、そんな。それに、そちらの方の言った事、間違いでもないんで・・・」
「えっ?」
「私・・・テニス部、入部希望なんです」
4 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/07(金) 02:52
まったり続きます・・・。新メンですが、高橋さんくらいかなあ・・・気になるのは。
とりあえず、当妄想話には、新メンの登場の予定はありません。
それより、サイボーグしばたを何としても登場させねば。あやや、CD買っちゃいました。よみうりランドいっちゃうかも。
5 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/09/07(金) 02:55
ヤホー!
待ってたよ
6 名前: ねぇねぇ名無しさん 投稿日: 2001/09/07(金) 16:08
永かった・・・
待ってて良かった・・・
7 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/09/07(金) 16:08
これまでのお話も読みたいんだけど…
8 名前: ねぇねぇ名無しさん 投稿日: 2001/09/07(金) 17:15
>作者
−52−って>「あった。矢口ー、撮影よろしくー」
>そう言う圭織の右手には、ハンディカムがしっかりと握り締められていた。 の続きってことでいいんだよね?
9 名前: ねぇねぇ名無しさん 投稿日: 2001/09/07(金) 20:55
永かったなあ
10 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/09/08(土) 00:11
>7 狩の倉庫にありますよ。
11 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/09/08(土) 13:24
>10
できればURL貼ってもらえないかしら
12 名前: 10 投稿日: 2001/09/08(土) 19:05
>11 ほいっ。
http://210.248.158.214/info/old/985455067.html
13 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/09(日) 02:23
過去ログ貼っていただいた10さんに感謝。
なお、12のログだと、−49−までしかないので、とりあえず50、51を
あげておきます。−50−
「あのー、もう録ってるんですか・・・」
「ダメ、梨華ちゃん、カメラの事は気にしないで。自然に、自然にね」
そう言いながらカメラのファインダーを覗く圭織の顔は、こころなしか綻んでみえる。
「圭織」
「ん、何?矢口」
「あんた、今すごく楽しんでるでしょ」
矢口は圭織に冷たい視線を向ける。
「わかる?」
「念の為に言っとくけど、主役はなっちだからね」
「わかってるってばさ」
二人が言い合うのを聞きながら、なつみは不安な思いに駆られていた。
(やっぱり、騙されてるのかなあ)
(今なら演劇部の方に戻れるかも・・・もちろん、主役は無理にしても、
圭織の匙加減一つで決まってしまう、今の役に比べたら・・・)
「あのー、安倍さん」
「何?」
自分でも驚くほど冷たい返事だとなつみは思った。梨華は青ざめた顔でこちらを見ている。
(やな子だ、私)
そんななつみの気持ちを知る由もなく、梨華はきっぱりと言った。
「私、断ります、やっぱり。部活の為って思いましたけど・・・」
「だめ。ここまできて、そんな事言わないで」
「でも・・・」
うなだれる梨華の肩を抱き寄せると、なつみは微笑んだ。
「なんだかんだいって、なっちも久々にテニスやるの楽しみなんだよ、実は」
驚いた顔を見せる梨華の耳元で、なつみはささやく。
「圭織にはないしょね。調子にのるから」
「はい」
軽く肩を叩いて、頷くなつみを見て、やっと梨華の顔に笑顔が戻った。
「でもね、梨華ちゃん・・・」
「はい?」
にこにこしながら、なつみは一言付け加えるのは忘れない。
「でしゃばらないようにね」「加護ちゃーん、上手い上手い。亜弥びっくりー」
加護の打ったサービスは、サイドラインぎりぎりに、スライスがかって入った。
「えーっと・・・まぐれです」
亜弥の言葉に照れながら、加護は頭をポリポリとかいた。
「最初はそんなもん。テニスはセンスの有る無しで全然違ってくるんだから」
亜弥はそう言うと、腰をやや落として、レシーブの体制をとった。
「さっ、どんどん打とう。ただし、今度はかるーく、打ち返すけどね」
にっと笑う亜弥。もちろん、加護も負けてはいない。
「よーし、いきますよー」
14 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/09(日) 02:24
−51−
「あれ・・・あいぼん、まだ来てないのかな」
梨華が部室を覗くと、そこには誰もおらず、がらんとしている。
それでも、四人が入ると、流石に部屋はいっぱいになった。
「ふーん・・・やっぱ、狭いんだね」
なつみはそう言いながら、壁際の椅子に腰をおろした。
「あんまり、画にならないねえ、この部屋。圭織、どうする」
「何いってんの、矢口。この寂れた感じが良いんじゃない」
矢口の心配も意に介さず、圭織は嬉しそうにカメラを廻している。
「ごめんね、梨華ちゃん、圭織、正直もんだから」
「いえ、そのとおりですから・・・」
何気に矢口が放った言葉も、充分きつかったが、梨華は気にせず答えた。
「それより、加護ちゃんが・・・」
「もしかしたら、コートで練習してるかもよ」
側にあったラケットを懐かしそうに握りながら、なつみは言った。
「行ってみようよ。もしよかったら、なっち、ボール打ってみたい」
「あ、いいね、それー。ね、梨華ちゃん」
すかさず圭織は、カメラを梨華に向ける。
「はい・・・。安倍さんさえよければ」
「よーし、決まり。じゃ、なっち、このラケット借りるね」
「あ、どうぞ。あと、ジャージとかに、着替えなくてもいいですか?」
そんな梨華の一言に、圭織の目は妖しく光る。
「着替え・・・いいねえ」
「あ、このままでいいよ。別に、ちゃんとした試合するわけじゃなし」
そう言うと、なつみはスタスタと部室から出ていった。
あわてて、なつみの後を追う梨華。
そして後には、未練たっぷりといった表情の圭織と、そんな圭織を見ながら、笑いをこらえている
矢口が取り残された。
「着替え・・・」
「ほら、圭織、さっさと行くよ」「ふーん、ここが、圭ちゃんが行ってた学校かあ」
紗耶香は校舎の前で足を止めると、辺りを見まわした。
広いグラウンド内では、野球部が大きな掛け声を出しながら、守備練習に余念がない。
それとは別に、陸上グラウンドがあり、そちらでは、長距離、短距離と、各々が練習メニューをこなしている。
そのほかにも、竹刀を担いだ生徒が、紗耶香の側を足早に通りすぎたり、
バトミントンのラケットを持った一団が駆け足で体育館に向かったり、とにかく、校内に活気がある様に感じる。
(めずらしいなあ、運動部がこんなに頑張ってるって)
紗耶香の通っている学校が、有数の進学校ということもあるからだろうが、羨ましい雰囲気だった。
(このぶんだと・・・テニス部、楽しみかも)
わくわくする気持ちを押さえつつ、紗耶香は、テニスコートを探して、歩き始めた。
15 名前: Sの住人 投稿日: 2001/09/09(日) 02:34
続きは姐さんのラジオ後にでも・・・トークライブ行きました。永井ルイさん&河野伸さんのお話が聞けただけでも、
行った甲斐あったかも。まあ、その後のだらだらした感じはちょっと・・・
でしたけども。後、以前少しだけお手伝いした「GREEN LIVE」が
発売されたんで、よかったら皆さん買ってくださいませ。
石川さんのマルチアングル見るだけでも、OKだと思いますんで。
ほぼ全編HDCAMで撮影された高画質映像を、ぜひごお楽しみ下さい。
(つーと、まるでぜちまの回し者の様ですが)
16 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/09/09(日) 07:13
お手伝いって…?
17 名前: じゃない 投稿日: 2001/09/12(水) 18:11
口パクだったじゃんよーと買うつもりはなかったのだが
そこまで言われちゃあ買うしかないなと思って、まんまと買ったぞコノヤロー!マルチアングル、確かにヨカタ。
でも当日はカメラ邪魔だったのも本音(ニガワラ
18 名前: 名無し娘。 投稿日: 2001/09/21(金) 01:29
テニスの王女様(仮)
ttp://teri.2ch.net/mor2/kako/985/985455067.html
ttp://teri.2ch.net/mor2/kako/998/998674161.html
羊(ter鯖i)過去ログ倉庫が復活したので、貼っておきます。
19 名前: ねぇねぇ名無しさん 投稿日: 2001/09/28(金) 09:12
静かだ・・・
20 名前: Sの住人 投稿日: 2001/10/05(金) 03:43
いやー、ひさぶりにカキコなぞ。
更新サボってるのは決して石川さんに飽きたわけではなく。
(っーか、どんどん深みに嵌っている私)
実はシャレにならんくらい忙しい為でして・・・。
今週末辺り、やっとまともに休めそう。更新できそうです。
もはや読んでいる人もいないかもしれませんが・・・。グリーンライブ、買って下さった皆様に感謝。
私は自腹きって買いました。
まあ、みほん貰えるほどの仕事はしてないわけなんですけども。
もし一から仕事できるチャンスがあれば、頑張りたいっす。
先輩がカンリカやったって先日知って、ちとビックリ。
石川さんは目の下のくまが・・・って話でした。
21 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/10/08(月) 04:31
>20
お忙しい中ご苦労様です・・・
更新楽しみに待っておりますよ〜\(^▽^)/
22 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/10/14(日) 23:00
お久し振りっす!期待sage
23 名前: Sの住人 投稿日: 2001/10/15(月) 02:42
いーかげん更新しろよって自己つっこみ・・・少しずつですが、書き溜めてます。もう少しお待ち下さいませ。
チャーミーも復活して、石川熱は最高潮。アサヤンも期待できそうですし。
あと、市井ちゃん復活は嬉しいんですが・・・なぜにキングレコード?
できたら中村正人プロデュースとかでソロデビューして欲しかった(妄想)日曜、フットルース見に行きました。楽しかった。
姐さん、頑張ってました。相手役のV6坂本君がめちゃカッコよかった。
きょーみある方、ぜひ見に行ってくださいませ。
正月コンのチケットもあるし、金銭的にはつらいかもですが。
24 名前: Sの住人 投稿日: 2001/11/03(土) 00:29
11/4更新予定。がんばるっす。先輩がプッチモニの仕事やる事になりました。
「やる?」
って言われたけど・・・替われるもんなら替わりたいっすよー、マジで。
チラと見せてもらったけど、カワイイセットで期待大。
頑張ってイイ作品に仕上げて欲しいです。
25 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2001/11/04(日) 12:38
>24
更新がんがってね〜
26 名前: Sの住人 投稿日: 2001/11/05(月) 03:21
−53−
「何がおきたんか知らんけど・・・」
そう呟きながら、中澤はベンチに腰掛けると、側に落ちていたボールを拾った。
「まあ、人数が増えるってのは、いい事なんやけどな」
「そうですよね、その分、ドラマチックな要素が、増えますもんね」
カメラを廻しながら、相槌を打つ圭織を、中澤は不思議そうに見つめた。
「しかし・・・飯田ー、こんなん撮って、どうするん?中学生がテニスやってるだけやんか」
「そんな事ないですよー」
相変わらずファインダーを覗き込んだまんま、圭織は声をはずませながら言った。
「青春・・・なんて素敵な響き。そう、今私が撮っているもの、それは青春そのものなんです」
そんな飯田のカメラの先には、手とり足とり、加護を教える梨華と亜弥の姿があった。
時折、顔を見合わせ、笑いあう二人。
(美少女が二人・・・うーん、画になるわねえ)
そろそろ違うアングルから撮ろうかと立ちあがった圭織だったが、急に強く肩をつかまれた。
「っと・・・誰」
思わずカメラから目を外すと、頬を膨らませて睨むなつみがいた。
「圭織・・・いつまで待ってればいいのかな、なっちは」
なつみの迫力に押された圭織は、助けを求めるように矢口を見る。
(もー、しょーがないなあ)
軽く肩をすくめると、矢口はなつみにボールを渡した。
「なっち、そろそろ梨華ちゃん達と練習してみれば?圭織もその方が撮りやすいでしょ」
「そーそー、そうしてもらおうと思ってたのよ、実は」
圭織は、疑いの目で見つめるなつみをすかさずカメラで捉える。
「はーい、なっちー、ダメよ、そんな恐い顔しちゃ。リラックスー、リラックスよー」
「誤魔化してもだーめ。ま、ちゃんと撮ってくれれば、文句無いけどね」
そう言って、軽くアカンベーをすると、なつみは梨華達の方へ向かう。
「圭織」
「はい?」
カメラを廻し続ける圭織の肩を掴んで、自分の背が届くまでしゃがませると、矢口は耳元で言った。
「やっぱ台本書こう。基本はドキュメンタリーでも良いけど、少しは筋書きのあるドラマにしないとね」
「・・・うん」
矢口の真剣な口調に、圭織はそう答えるしかなかった。
一方、矢口は圭織の言葉に満足しつつも、はたしてどうすれば、今圭織が撮っているモノを、一つの作品として
成立させる事ができるのか、悩んでいた。
(やっぱライバルが必要だよなあ・・・ライバル・・・)
ふと矢口がテニスコートの外に目を向けると、そこにはニコニコしながら
コート上を見つめる一人の少女の姿があった。
(ん・・・もしかして)
27 名前: Sの住人 投稿日: 2001/11/05(月) 03:27
よーやく更新。ペースあげたいです。横アリ、行きました。11列目だったので、梨華さん堪能してまいりました。
あの踊りっぷり、最高です。女神です。至福の一時でした。新メンはほとんど目に入りませんでした、ゴメンナサイ。
後、やっぱり新垣さんは好きになれそーにありません。
個人的には、紺野さんに期待・・・かな。
28 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 2001/11/06(火) 12:07
紺野ええよね。新メンではこいつだけ期待。
更新がんがれ
29 名前: Sの住人 投稿日: 2001/11/26(月) 03:24
いやー、もう一月あまり更新してないのね・・・。反省。
まー、読んでる人ももういないかも。近日更新予定っす。相変わらず忙しいせいもあるんですが。
お蔭様で、12月OAの、娘。LIVEin横アリの仕事にも
絡ませて頂きまして・・・。まー、仕込みみたいなもんなんですけど。
とりあえず、なかなか見応えのあるモノに仕上がってるはずなんで、
皆様乞うご期待って感じです。残念ながら、夜の部メインなんで、
石川さんの赤とんぼはカットになりそうなんですが。
30 名前: 名無し止まれ 投稿日: 2001/11/26(月) 06:44
待ってますよ〜
31 名前: 名無しヤッスー 投稿日: 2001/12/06(木) 08:20
期待してますよ!
32 名前: 名無しヤッスー 投稿日: 2001/12/06(木) 08:35
>31
ageんな!!
33 名前: 名無しヤッスー 投稿日: 2001/12/06(木) 16:38
頑張っていっぱい書いて下さい。
34 名前: 名無しヤッスー 投稿日: 2001/12/07(金) 02:35
ずっと読んでるので応援してます。
頑張って下さい。
35 名前: age 投稿日: 2001/12/13(木) 12:34
age
36 名前: Sの住人 投稿日: 2001/12/21(金) 03:05
待って頂いてる方、ほんとーに申し訳ないっす。
書けそうになると仕事が・・・。
今はアイドル声優HS様のお仕事中。帰れません(泣)さすがに年内には更新します(きっぱり)後、1月後半に娘。の特番がテレ東であるみたいです。
脱退がらみじゃないと思うんですけど・・・なんかやな予感が。
37 名前: 名無しの子守歌 投稿日: 2001/12/27(木) 22:00
復活していたのですね!
知りませなんだ。
続きが気になってたんですよ〜
これからはじっくり待ちますから、楽しみながらやって下さ〜い
38 名前: Mの読者 投稿日: 2001/12/29(土) 08:57
年内…あと三日だな(w
39 名前: Sの住人 投稿日: 2001/12/31(月) 01:33
ー54ー
(何かいいな・・・楽しそうで)
紗耶香はコートを見つめながらつぶやいた。
ひとり小さい子、おそらく初心者だろうが、その子を他の子達が一生懸命教えている。
少しづつコツをつかんで、ボールを返せるようになっていく様子が、何とも微笑ましい。
(私も、ああだったんだろうな・・・昔は)
「あのー」
(でもあの子、なかなかスジもいいみたい・・・圭ちゃん、知ってるのかなあ)
「あのー・・・もしもーし」
「えっ?」
ふと我に返ってみると、金網越しに、紗耶香を呼んでいる少女がいる。
(わ、金髪じゃん。って事は・・・高校生・・・なの?)
身長は、どう見ても150cmはなさそうだが、顔はそれなりに大人びている。
「ゴメンなさい。あの・・・ひょっとして、入部志望の人?それとも・・・」
「あ、いえ、違います。私、ここの生徒じゃないんで」(ここの生徒じゃない?)
矢口はその言葉を聞いてピンときた。
「もしかして、テニスやってたりする?」
「ええ・・・まあ」
口ごもるように答える少女にむかって、矢口は思いついた事を口にした。
「どう、うちのテニス部の子と、軽く試合してみない?」
あまりにも唐突な話に、目の前の少女も、驚いている。
もちろん、梨華達の了解などとっていない。
「うちの部も最近練習試合とかしてないからさ・・・いい刺激になると思うんだよねー」
そう言いながら、矢口は、軽く溜息をついてみせた。
「うーん・・・ほんとに、いいんですか」
(よしっ、のってきたっ)
矢口は心の中で、小さくガッツポーズをする。
「もっちろん。さ、入って入って」
コートの入り口を指差しながら、矢口は、圭織の肩を叩いた。
「圭織、圭織」
「ん?何、矢口」
「面白い事が始まるかも。カメラ、よろしくね」
「あれ、ひょっとして、あの人・・・」
コートに入って来た少女が、花見の時に出会った、市井紗耶香である事に、梨華はすぐに気づいた。
(そういえば、保田先輩は、また会うかもって言ってたけど・・・)
「市井紗耶香じゃない、あの人」
隣にいたなつみが、興奮した口調で言う。
「えっ、安倍さん、知ってるんですか」
「知ってるもなにも・・・そっか、梨華ちゃんは知らないかも。昔、天才少女って言われてた人。テニスでね」
紗耶香は、矢口と何事か会話を交わしている。
「突然、大会とかに出なくなっちゃったんだけど・・・。それ以上は、なっちも知らないんだけどね」
「そうなんですか」
亜弥の方は、軽く肩をすくめて、首をふっている。どうやら、知らないらしい。
「おーい、みんな、集合ー」
矢口が大きな声で呼んでいる。何が始まるのか。梨華の胸はドキドキし始めた。
40 名前: Sの住人 投稿日: 2001/12/31(月) 01:42
年内・・・間に合った。ひさぶりに更新です。
この妄想話にお付き合いして下さってる皆様に感謝&よいお年を。
来年は、週一くらいのペースにはしたいぞ、と。
娘。自体、何時まで続くかわからなくなっているだけに、なんとか完結させたいっす。そういえば、一月後半の娘。の特番、どうやら、ハロプロライブの事みたいです。
ひょっとして、ハロモニとは別枠でやるかも。
そんでもって、自分、その仕事に絡めるかも。
もし、運良く絡めれば、石ヲタとして、恥ずかしくない仕事っぷり、
発揮したいと思っております。
41 名前: 名無し元旦 投稿日: 2002/01/01(火) 21:40
自慢スレですか?
42 名前: まあ 投稿日: 2002/01/02(水) 07:16
ひがみたい気持ちもわからんでもない(w
43 名前: Sの住人 投稿日: 2002/01/03(木) 18:46
>>41さん
いや、申し訳ないです。そんなつもりはもーとー無かったんですが・・・。
ただ、そう感じてらっしゃる方もいるようですし、潔く、自慢スレは
放棄させていただきます。
中途半端な処で終わりですが、後はご想像にお任せしますって事で。
もし、管理人さまがこのスレ、ご覧でしたら、削除して頂いてOKです。
44 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2002/01/03(木) 20:44
>43
本物?まあいろんな感想があって当然なんだから、べつに放棄しなくても
「今後留意する」くらいで済むことだと思う。
45 名前: Mな読者 投稿日: 2002/01/05(土) 11:15
話の展開に行き詰まってたみたいだから、これ幸いと逃走するんでしょ。
批判の所為にしたりして潔くないな。
46 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 2002/01/05(土) 12:26
ダメな展開でも良いから完結させておくれ……。
待ちわびてるの。
47 名前: 名無しチャーミー 投稿日: 2002/01/06(日) 16:19
これじゃMじゃなくても>>45に受け取れるよ
小説は小説、仕事の話は仕事の話でスレ分ければいいのに
48 名前: 名無しの子守歌 投稿日: 2002/01/11(金) 16:21
マ、マジで終わり?!違いますよね?単にいつもどおり(w、更新が遅いだけですよね?
49 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 2002/01/13(日) 15:47
晒しage
50 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/20(日) 20:27
マジで終わり?そりゃねーよ
51 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/21(月) 15:24
復活してください。
52 名前: 4126 投稿日: 2002/01/21(月) 18:15
今まで長期連載でサッカーもの書いてました。テニスはよくわからないけれどホン
トにこれで終わりなら続き書いてみてもいい?終わりが納得いかないです。
53 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/21(月) 18:43
>52
なぜ貴方がいしよし板に(w 
本物ですか?
54 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/21(月) 18:43
Sの住人氏の意見がほしいね。
55 名前: 4126 投稿日: 2002/01/21(月) 19:55
>>53
本物ですか?と言われましても証拠はないですが本物ですよ。例のサッカーものの
続編も書きたいのですが書き尽くした感じでして。あれを読んでいた方なら私がヤ
グヲタなのはバレバレでしょうが、いしよしも好きなので二人とも押して書いていた
つもりなんですけどね。こちらの小説も楽しく読ませて頂いていたので仮にホントにこのまま終わってしまう
にはもったいないと思ったわけです。書くとしてもSの住人さんのレスがあるかしばら
く(1ヶ月ぐらい?)様子を見て書かないようなら私のほうで新作が思い浮かんでいな
ければぜひ続きを書きたいですね。
56 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/21(月) 21:30
>>55
通りすがりの単なる一読者だけどぜひ読みたい。
でも、サッカーものの続編もぜひ読みたい(w
57 名前: (*^▽^*) 投稿日: 2002/01/21(月) 22:20
オオ〜!4126さんだ〜〜!!
読者の立場からすればぜひ書いてほしいっす!!
でも正直、設定はそのままでもいいけどはじめから書いて欲しい。
絶対にたたかれないとは言い切れないわけだしね。
58 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/22(火) 00:14
んー、4126の提案は嬉しいけど、やはりこの作品はSの住人に書き続けてほしい。
書き手が替わるとどうしてもこれまでの雰囲気が一変してしまうと思うので。あ、誤解しないでくれ。145シリーズは俺も大ファンだった。
59 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/22(火) 00:33
>58  
そうね。  
4126さんのサッカー以外の話を見たことないから、  
どういう書き方をされるかは知らないけれど。 
もし書くのだとしたら、ここからの続きでなくオールリライトという形の方が違和感がない。
60 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 2002/01/22(火) 11:46
漏れも、4126さんがテニスの作品書くのは賛成だし、
是非とも読んでみたいと思うけど、続きじゃなくて新作として読みたいな。
というわけで、Sの住人さん、マターリ待つんで更新してね!
61 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/22(火) 17:54
>59
自分も4126氏のテニスは是非読んでみたい。
出来れば新作として初めて欲しいけど
62 名前: 4126 投稿日: 2002/01/23(水) 21:31
皆さんにのご意見読ませて頂きました。私もこの作品の一ファンとしてぜひSの住人
さんに続きを書いてもらいたいです。上の方の意見にもありましたが、やはり途中か
ら別人が書くとなると作風がガラッと変わる恐れがあります。せっかくの良作の作品
を私が駄作にしてしまう事もおおいに考えられます。ここはやはりSの住人さんの復活
を待つのが一番良いかと思います。私事ですがそのうちこの板で小説を書こうかなと考えております。今のところどういう
作品になるかは全くわかりません。前回の作品は初めて書いた小説でしたが、まぐれで
皆さんに好評を得たので次も期待されると辛いのでたぶん名前変えます。期待しないで
お待ち下さい。>Sの住人さん
スレ汚しましてすいませんでした。書きたくなったらまた続きをお願いします。
63 名前: 名無し@17歳 投稿日: 2002/01/24(木) 23:57
>62
かなりキターイ!!
64 名前: ねぇねぇ名無しさん 投稿日: 2002/02/05(火) 20:20
萌え男。も時間はかかったが復活してくれた。
Sの住人さんも復活してくれると信じて・・・・・・
ホッゼーン
65 名前: Sの住人 投稿日: 2002/02/07(木) 02:51
皆様の色々なお言葉に感謝。
実際、無責任な投げ方したと思ってましたが、まだこのスレが残っていたので、
とりあえずお詫びを。ただ、一度やめるって言ったものを、再開するのもなかなか勇気がいるもので・・。
2月いっぱい、なんの音沙汰もなければ、この妄想話の事はお忘れ下さいませ。
今度再開するとすれば、最後まできちんと書きたいなと思っているので。>4126さま
いらぬお世話をかけました。新作、期待してます。
66 名前: 名無しの片思い 投稿日: 2002/02/07(木) 20:12
おぉ!
Sの住人さん、できれば再開の方向でご検討下さいませ m(_ _)m
多くの人が期待していますよ〜♪更新はのんびりでもかまいませんので。BWさんの行方が知れない今(オイラが知らないだけか?)、
Sの住人さんまで失うわけにはいかない…
67 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 2002/02/08(金) 09:49
忘れろと言われても期待しちゃうのがファンなんです。
負担にならぬようひっそりと覗きます。

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