UNBALANCEな関係
- 1 名無し14:44 2002/02/26(火) 23:27
- 以前、桃板で書かせていただいてました。
ほどよく下がったら書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
続きからで、いいですよね?
- 2 UNBALANCEな関係 2002/03/01(金) 21:26
- <5>
「梨華ちゃん...」
吉澤は石川の名前を囁きながら、唇を梨華の全身に這わせていく。
唇から、首筋、そして胸元へと移動させ、指と唇で胸のてっぺんの既に固くなっている
蕾を刺激する。
「あぁっんっ。ひとみちゃんっ…」
石川は思わずシーツを掴む。愛しいあの人・吉澤の手が口が触れているだけでも石川は
今にもイッてしまいそうだった。今までは想像や夢の中でしか出来なかった行為を、本物の
吉澤が、こうして愛撫してくれている。
(夢じゃないんだよね? ひとみちゃん)
石川の身体がピクンと反応するたび、吉澤は訳もなく感動していた。
後藤を抱いている時とは違う何かを吉澤は感じているが、それが何なのかは
まだ吉澤自身も分からない。
- 3 UNBALANCEな関係 2002/03/01(金) 21:26
- 吉澤は、ふと行為を止めると、恍惚に目を閉じている石川の顔を眺めていた。
石川は、目を開けると、吉澤とまともに視線がぶつかり、恥ずかしさのあまり慌てて顔を背けた。
「別に恥ずかしがるコトないよ、梨華ちゃん。カワイイから見とれてたんだ」
「…うそ」
「嘘じゃないよ。梨華ちゃんはカワイイ。エッチな梨華ちゃんは、もっと可愛い」
吉澤は石川を抱き起こすと、再び唇を重ね合わせ、舌を忍ばせてきた。
そして、何度も石川の舌と絡み合わせ、クチュクチュとわざと音を立てて激しく求めてくる。
(ひとみちゃん。あぁぁんっ…)
石川はそれだけの行為で、既に身体が火照り始めていた。
しかし、盛り上がったところへ、水を差すように、吉澤の携帯が鳴り響いた。
- 4 名無し14:44 2002/03/01(金) 21:27
- 続きです。誰も見てなさそうですが、復活しました。
更新は、遅れがちになりそうですが、ヒッソリやりますので宜しくお願いします。
- 5 名無しバイク 2002/03/01(金) 21:31
- |^〜^0) チラッ
ハッケソ
- 6 名無しカモンヌ 2002/03/02(土) 01:26
- \(^▽^)/<みてるよ!
- 7 名無し密室 2002/03/02(土) 12:31
- 携帯め・・・(w
マターリガンガッテ下さいね!>作者さん
- 8 じゃない 2002/03/02(土) 13:41
- ちょっと吉澤の携帯ぶっこわしてくるね。
- 9 茶々。 2002/03/02(土) 19:29
- 待ってたよー読んでるよー。
8> 東京タワーの上から落としてきてください。
- 10 夜叉 2002/03/05(火) 17:29
- 再開されてる!!がんがってください。
- 11 ナース吉澤と 2002/03/10(日) 16:37
- 「梨華ちゃぁん」
「ど、どうしたの? ソレ」
いつものように、ひとみは梨華の部屋に泊まりに来ていたが、お風呂上がりの梨華は
ひとみの姿を見て目を見張った。ひとみはピンクのナースの格好をしていたのである。
「どうしたのって、今日のハロモニ。でぇ」
「それは知ってるけど」
「そのまま持って帰って来ちゃった」
「持って帰って来ちゃったって…」
そう言えば帰る時、特に気にもとめていなかったがひとみは何やら大きな紙袋を下げていた。
その中身がソレだったのか。梨華はひとみの考えている事はすぐに分かった。
- 12 _ 2002/03/10(日) 16:38
- 「梨華ちゃん、早くぅ」
「えぇ〜?」
梨華は言われるままに、ひとみの傍に寄っていく。
「体温はかりま〜す(はあとはあと)」
そう言ってひとみは、聴診器を梨華の胸に当てた。
「よっすぃ〜! 台詞と行動が合ってないよ?」
「オ〜イェ〜ィ!」
いつになくハイテンションのひとみを見て、梨華は何を言っても無駄だと諦めた。
「はぃ。梨華ちゃん、バンザーイして下さぁい」
素直に梨華はバンザイをすると、そのままひとみにTシャツを脱がされる。
梨華の上半身が露わに晒されると、梨華は分かっていた事なのに両手を交差して隠した。
「よっすぃ〜恥ずかしいよぅ」
「手をおろして下ちゃいね。問診出来まちぇんからねぇ」
いつの間にかひとみは赤ちゃん言葉になっている。
「もぅ…」
梨華は溜息をつくと手をおろした。
- 13 _ 2002/03/10(日) 16:39
- ひとみが聴診器を梨華の胸の下に当てながら、片方ではもう一方の梨華の胸を触り始めた。
「ゃんっ。どこ触るの? よっすぃ〜はぁ!」
梨華は自分だけ触られているから余計恥ずかしくなり真っ赤になって抗議した。
「もう硬くなってますよ?」
ひとみはニヤけながら、梨華の硬くなった蕾を軽く指の腹で撫で上げる。
「ぅっんっっ」
梨華は思わず声を漏らすと、ひとみを見つめた。
「よっすぃ〜も裸になってよ。私だけ狡いよぉ」
梨華はひとみの手をやんわりと押しのけると、ひとみの衣装を脱がし始めた。
「梨華ちゃんからなんて、なんか嬉しい」
ひとみは嫌がるでもなく、逆に喜んでいる様子だ。
なんだかはめられたような気がした梨華だったが、もうそんな事はどうでも良かった。
- 14 _ 2002/03/10(日) 16:40
- ひとみの服を脱がすと、ノーブラで、すぐにひとみの小ぶりな胸が顔を覗かせた。
「ナース服の下が裸なんて、よっすぃ〜えっちぃよぉ」
梨華は、そう言いながらも、どこか嬉しそうな声を出していた。
基本的に梨華もえっちは好きだから、ここまで来たら楽しんでしまおうとポジティブに考える。
「そうかな? 梨華ちゃんがナース姿の方がえっちぃかもねぇ。あははっ」
「よっすぃ〜のバカぁ」
- 15 _ 2002/03/10(日) 16:41
- どちらからともなく自然に顔を近づけると、くちびるを重ねた。
最初は軽く、そして段々と深いものに変えていく。お互いの舌を絡ませあいクチュクチュと
唾液の音が卑猥に鳴り響いた。
「「…ん…っ…ぅ…」」
「よっすぃ〜…」
「なぁに?」
くちびるを離すと、梨華が遠慮がちに言った。
「よっすぃ〜の…舐めてもいいかな」
「どこを?」
「ぅんとぉ…」
梨華はひとみの胸を躊躇いがちに指で突いた。
「ちゃんと言って?」
意地悪にひとみはわざと言わせようとする。
- 16 _ 2002/03/10(日) 16:41
- 「だからぁ…よっすぃ〜の…おっ…胸…」
おっぱいと言いかけて恥ずかしくなった梨華は言い直した。
「なになに? おっ? お…なに?」
「オ、オナニーじゃなくてぇ…」
梨華は顔を真っ赤にさせている。
「ヤダ。梨華ちゃんこそナニ言ってんのさ」
「へ? ぁ…いや…その。もぅ、どうしてよっすぃ〜は意地悪なの? どうしても言わせる気?」
「もちろん!」
ひとみの目が悪戯に光る。
- 17 _ 2002/03/10(日) 16:42
- 「よっすぃ〜の……ぉっぱぃ……」
「梨華ちゃん可愛いはあとはあと。私も梨華ちゃんのおっぱい舐めたいナ」
そう言うと、ひとみの方から素早く梨華の胸にしゃぶりついた。
「ぁんっ。もぅ、狡いよぉ、よっすぃ〜。私の方が先に言ったのいぃ…」
しかし梨華はひとみの絶妙な舌使いに、早くも蕾を硬く勃起させてしまう。
「梨華ちゃんすぐ感じてくれるから嬉しいよ」
ひとみが口を離した隙に、梨華はひとみの胸に吸い付いた。
「あ゛っ…。梨華ちゃんっ」
梨華もひとみの蕾に吸い付くと、舌先でツンツンと突いてみた。
見る見るひとみの蕾も硬く立ち始めていくのが梨華にも分かり嬉しくなる。
- 18 _ 2002/03/10(日) 16:43
- 「梨華ちゃん…上手だね……」
少し掠れた甘く低い声でひとみが囁くと、梨華は嬉しさのあまり、口を離して
「ホントに?」と聞き返していた。その隙を狙って再びひとみは梨華の胸に吸い付く。
「あぁっ!」
梨華はしまった! と言う顔をしたが、後の祭り。
「よっすぃ〜のバカぁ。あぁんっ…」
「拗ねる梨華ちゃんも、カワイイよはあとはあと」
ひとみは顔をあげると、拗ねる梨華に再び口づけをした。
バカップルの夜は、まだまだ続くのであった。
お終い
- 19 名無し14:44 2002/03/10(日) 16:44
- 今日のハロモニ。で即行で書いてみました(w.
こっちの連載ひとまずおいて、ちょこっとエロ。
短編で書きたかったんですが、まだ終わってないようなので。
- 20 夜叉 2002/03/10(日) 17:49
- あ、ありがとうございます。ハァハァ
こっちは遅れて放送してるんで、要checkでやっす。
- 21 某エロ好き作者 2002/03/12(火) 01:14
- 美味しく頂きました。ありがとうございます。
ナース服の下が裸だなんて………ぐはぁっ(吐血)
ハロモニ。を見返しながら読むとこれまた趣が…(w)
- 22 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 22:49
- >3の続きからです。
<6>
―――ごっちん…。
確かめるまでもなく、後藤からだった。
その着メロで、吉澤は我に返った。
出なくても大体分かる。
『後藤が悪かったから、もう一度部屋に来て』いつものパターンだ。
しつこく鳴る携帯に、吉澤は諦めたように石川から離れると手を伸ばそうとした。
しかし、その手を石川が止めた。
「いや、出ないで…」
石川も電話の相手が誰だか分かったようだ。石川の目が切なそうに吉澤に訴えている。
「でも…。出ないと不審に思われるから…」
吉澤は言い訳めいた風に言うと、携帯を取った。
- 23 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 22:52
- 「…ぅん」
吉澤はしきりに頷いている。
そして最後に「分かったよ。すぐに行くから」そう言って吉澤は電話を切った。
そして、石川に振り向き、吉澤は口を開こうとしたが、あまりに石川が哀しげな顔で
自分を見ているから吉澤はすぐには、言葉が出なかった。
―――梨華ちゃん。
石川は、吉澤に抱き付くと涙声で訴えた。
「行かないで…。今の電話、あの人からでしょ?」
わざと後藤の名前を言わないのは、石川の抵抗なのか?
「梨華ちゃん…。でも行かないと…」
吉澤の声は弱々しかったが、優しく石川の背中を撫でると、そっと石川にキスをした。
「すぐに戻るから…。だから、泣かないで」
吉澤は石川の頬に伝う涙を指で拭ってやると、微笑んだ。
- 24 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 22:57
- バタンとドアが閉まり、吉澤が出て行ってしまうと、石川は深い溜息を落とす。
「嘘つき」
すぐ戻るなんて、絶対あり得ないのに、石川は、つい「うん」と頷いてしまった。
まだ、吉澤が愛した部分が疼いてしまう。
石川は胸に手をやり、ぎゅっと握ると目を瞑った。
- 25 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 23:15
- <7>
「よっすぃーゴメン。ごとーが悪かったよお」
ドアを開けるなり、後藤が吉澤に抱き付き、キスをしてきた。
―――やっぱりね。
一応、吉澤は手早く着替え、そして軽く歯磨きもしてきたのだった。
勘の鋭い後藤の事、石川と何かあったと感づかれてはマズイ。
「ねぇ…よっすぃー」
後藤が甘えた声を出し、耳朶を噛んだ。
「……ちょっと今日は疲れてるからさぁ。今度にしない?」
吉澤は石川と約束した事は守るつもりだった。すぐに戻る、なんて多分出来ない事は
吉澤自身も分かり切っていた事だった。それでも一応は言ってみる。
- 26 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 23:15
- 「やっぱり、まだ怒ってるの?」
「んー、別にそんなコトないけどさ」
「じゃぁなんで? いつもだったら断らないじゃん」
途端に後藤は不満そうな声に変わった。
吉澤は曖昧に微笑むと、いきなり後藤を壁に押さえつけて激しく口づけてきた。
「…やっ…っ」
咄嗟な事で、後藤も驚いたらしく吉澤から逃げるように唇を離した。
「なっ、なにすんのよ」
「だって…ごっちん、したいんでしょ?」
吉澤は冷めた目で後藤を見つめる。
「でも…」
「勝手なんだから、ごっちんは。イヤならいいよ別に」
吉澤はそう言うと、ドアに手をかけた。
- 27 UNBALANCEな関係 2002/03/16(土) 23:15
- 「待ってよ」
後藤は吉澤の腕を掴む。
「ゴメン。よっすぃー」
後藤は、また吉澤に抱き付く。
吉澤は、後藤の背中にそっと手を回した。
後藤とは、もう切れてもいいと吉澤も思うのだが、それでも深い仲になった関係もあり
それなりに後藤には愛情もない訳ではなかった。
「ベッドに行こうか」
吉澤はポツリと言うと、後藤も頷いた。
- 28 名無し14:44 2002/03/16(土) 23:22
- 更新しました。相変わらず遅くて申し訳ないです。
>5 名無しバイクさん
いち早く見つけてくださってありがとうございます。
>6 名無しカモンヌさん
見てくれてるんですね。嬉しいです。
>7 名無し密室さん
はい、がんがります。
>8 じゃないさん
壊して下さい。ついでに後藤も。
>9 茶々。さん
風邪大丈夫ですか?お大事にです。
>10 夜叉さん
夜叉さんも頑張って下さい。
アフォ短編のナース吉澤にもレスありがとうございます。
>21 某エロ好き作者さん
趣はありませんが(w.エロは難しいですね。
つくづく思い、今さらながらに後悔してます。
でも放置はしないように頑張ります。
- 29 名無ししないよ 2002/03/17(日) 01:43
- これからどうなっちゃうんでしょう?気になる。
わがままゴマ萌え〜とか言ってみたりして(w
作者さんがんがれ!
- 30 名無しベイベー 2002/04/16(火) 05:56
- test
テストj!・逐・準・×B
- 31 名無しベイベー 2002/04/16(火) 05:57
- ゃ・・S角o・・・÷・B
- 32 吉澤ヲタ 2002/06/15(土) 19:06
- 続きを期待してみる。無理?
- 33 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:46
- <8>
一人残された石川は、シャワーを浴びながら、やはり吉澤を行かせる
べきではなかったと後悔していた。
後悔しても、もう遅い。しかし、もう吉澤にどんなカタチであれ、
告白してしまった。吉澤が帰って来るのを待つしかない。
我ながら自分の行動に驚いたのは自分自身だったが、この事に関しては
後悔していなかった。
「ひとみ…ちゃん…」
自然に石川の指は、また下半身に伸びていく。
ほんの少し前まで、吉澤に愛された部分を、そっと指でなぞっていく。
それだけで、石川は全身が痺れたような感覚さえ覚えてた。
「ひとみちゃん…。ぁ…っん…」
石川はシャワーを身体にかけながら、また一人行為に耽っていた。
- 34 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:47
―――2時間後。
「じゃぁ戻るね。おやすみ、ごっちん…」
まだ息も絶え絶えで汗ばみベッドにいる後藤を残し、自分は
軽くシャワーを浴びて、吉澤は出ていった。
「よっすぃー…」
何かが違う。その何かが分からないけれど、今日の吉澤は違っていた。
いつもよりも攻撃的で、それでいて、優しさは変わらなかった。
「なんだか、嫌な予感がする…」
後藤は、これから先、嫌な事が起こりそうだと直感で感じていた。
- 35 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:48
<9>
石川のいるドアの前に立つと、吉澤は軽く深呼吸してカード式の鍵を挿入した。
カチリと音がしてロックが外れる音がする。
シンと静まり返った廊下では、異様にその小さな音でも大きく感じた。
―――梨華ちゃん起きてるかな。
1時間くらいで帰ろうとしたのに、後藤がなかなか帰してくれず
結局2時間コースになってしまった。
ゆっくりとドアを開けて中に入る。
ルームライトだけが、小さく灯っていた。
―――梨華ちゃん?
吉澤は石川のいるベッドへと近づく。
「お帰り。ひとみちゃん」
石川は吉澤の音に気付くと、顔だけ布団から覗かせて答えた。
「遅くなってゴメン」
- 36 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:49
石川のいるベッドの横に腰掛けると、吉澤は石川に軽く頭を下げた。
石川は腕を伸ばして吉澤を抱き寄せる。
「ぅぅん。ちゃんと帰って来てくれたから、嬉しい。嬉しいよ凄く」
「梨華ちゃん…」
引き寄せられた石川の身体が吉澤の身体に直接触れる。
石川は生まれたままの姿でベッドに入っていた。
「り、梨華ちゃん風邪ひくよ。まだ1月なんだから…」
何故だか吉澤は緊張して、石川をそのまま布団の中に戻した。
「ひとみちゃん照れてるの? 可愛い。ヒーター入ってるんだもん。
平気だよ?」
明るくクスクスと笑う石川に、吉澤は戸惑いながら石川を見つめた。
- 37 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:49
「可愛い」
「え?」
石川は笑うのを止めて吉澤を見る。
「可愛いのは、梨華ちゃんだよ。どうして今まで気付かなかったんだろう」
「ひとみちゃん?」
吉澤は石川を抱き締めると、くちびるを重ねた。
長いくちづけの後に、吉澤は言った。
「梨華ちゃん。0時回っちゃったけど。誕生日おめでとう。
プレゼントは東京に戻ってからでもいいかな?」
照れくさそうに言う吉澤に、石川も嬉しそうに答えた。
「ありがとう。プレゼントなんか…いらないよ。ひとみちゃんが傍に
いてくれれば、それでいい…。何もいらない」
石川はそう言うと、吉澤の胸に顔を埋めた。
健気な石川が可愛くて愛おしくて、吉澤は石川を優しく抱き締めた。
- 38 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:50
その後は、吉澤は丹念に石川を愛し始めた。
吉澤が愛す度に、石川は悦びの声をあげる。単純な事だが吉澤は感動を覚えた。
後藤とのえっちが決して不満だった訳ではないが、石川との行為に、
吉澤は溺れていきそうな予感が早くもしていた。
「ひと…み…ちゃん…。愛してる…」
「梨華ちゃん…。アタシも…好き」
しかし、吉澤はまだ『愛してる』とは言えなかった。
それは後藤にも言った事はなかったのだが。
―――本当に『愛してる』なんて言える日が来るんだろうか?
一晩中愛し合い、二人が眠りに就いたのは、もう空が明るくなって来た頃だった。
- 39 UNBALANCEな関係 2002/07/09(火) 22:51
当然二人は寝不足。特に石川の目の下のクマは寝不足である事が一目瞭然である。
吉澤も石川ほどではないが、寝不足なのにか変わりなかった。
「今度は、いつ二人っきりになれるのかな」
部屋を出る時に言った石川の一言が吉澤は忘れられない。
「いつか…」
不確かな言葉を石川に投げて、吉澤は部屋を出る間際に石川にキスをした。
あれほど愛し合っても求め合っても、石川の不安は拭い去れなかった。
まだ、吉澤は後藤の恋人であるから―――。
「ごっちんとは、もう潮時かな…」
吉澤は大きな荷物を肩にかけると、先に出ていった石川の後を追うように
自分も部屋から出ていった。
- 40 名無し14:44 2002/07/09(火) 22:55
- >29.32さん
殆ど放置気味でした。すみません。
また細々と更新したいと思います。
- 41 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:33
<10>
そして石川と吉澤は、そのまま進展もないまま時は過ぎ去っていく。
相変わらず吉澤は、後藤とは続いたままだった。
それでもメール交換で二人は愛を育んでいた。
やっと二人きりになれる時が巡ってくる。
映画「とっかえっ娘。」の記者会見。吉澤と二人である。
会見も難なく終えて、久しぶりにこの後は仕事も入っていなかった。
「今日、家に来てくれる?」
恐る恐る石川は吉澤に聞いてくる。どうしても控えめな態度に出てしまうのは
癖だからしようがない。
「うん…。いいよ。久しぶりだね、梨華ちゃんちに行くの」
吉澤は笑顔で返し続ける。
「何か美味しい物でも食べてからにしようか?」
しかし石川の頭の中は、あの事でいっぱいである。でも、それを口にするのは
出来ずに、吉澤に同意する。
本当は、その時間の分だけ、吉澤と二人きりで甘えたかった。
「そうだね」
- 42 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:35
吉澤は、きっと後藤とは週に何度も身体を重ねているのであろうから
さほど淋しくないのかも知れないが、一度吉澤に抱かれて以来、石川の欲求不満は
溜まる一方であった。その度に、一人でする回数が増えてしまっていた。
久しぶりの束の間のデートに石川は心が高ぶりつつも、後藤の事が聞けずに
一人悶々としていた。食事だって殆ど喉を通らない状態だった。
それでも吉澤が連れて行ってくれたレストランは洒落ていて、落ち着く場所だった。
『ここには、ごっちんと来た事あるの?』なんて聞くのは愚問だろう。
折角二人きりになっても、後藤の姿がチラついて、石川は溜息を落とした。
そんな様子に気付いた吉澤は、石川の隣りに腰を降ろした。
「どうしたの? 梨華ちゃん。疲れた?」
吉澤は心配そうに石川の顔を覗き込む。
「うぅん。ひとみちゃんと二人きりなんて、久しぶりだから…嬉しくて」
石川はハンカチを握りしめながら言った。
「休んだ方がいいかな…」
そっと吉澤は石川の肩を抱く。
『休む』→『休憩』→『ホテル直行』
石川の頭に瞬時にして脳内変換される。石川は自分に呆れてしまった。
(バカだ、アタシ…。そんな事ばっかり考えてる。)
- 43 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:36
-
「大丈夫だよ。もう心配性なんだから、ひとみちゃんは」
それでも嬉しくて、石川は笑顔で答える。
「でも、少し顔が赤いよ?」
もし、そうだとしたら、それは吉澤のせいだ。きっと…。
早々に会計を済ませて店を出ると、吉澤は石川を子ども扱いした。
「歩ける? 家までおぶっていこうか?」
「別に酔っぱらってないよ?」
「残念。酔ってたら、この場で梨華ちゃん押し倒しちゃうのにな」
冗談とも本気とも言えぬ顔で吉澤は言ってのけた。
ここから石川のマンションまで、まだ30分ほどかかる。
石川は待ちきれずに言ってしまう。
「酔ってなくてもいいよ。ひとみちゃんなら…」
吉澤の目が一瞬大きくなる。
「冗談…」
石川は吉澤の胸に飛び込む。
「梨華ちゃん?」
「寂しかったんだから…。もぅ…ひとみちゃん…」
「梨華ちゃん…あの…」
まだ店の前である。吉澤は丁度タクシーが来るのを見て、石川と共に乗り込んだ。
- 44 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:37
<11>
石川の家に着くなり、吉澤は石川に押し倒されるように、玄関の前に雪崩れ込んだ。
「ひとみちゃん…。好き。大好き」
「梨華ちゃん」
吉澤は石川の背中に腕を回すが…
「ここだと…アレだからさ。あっちの部屋に行こうよ」
床の上で、しかも石川が乗っているから重たい吉澤は少し苦しそうに言った。
ベッドの置いてある部屋に行くと、吉澤があげたピンクのプーさんがちょこんと座っていた。
「ひとみちゃんからもらったプーさん、いつも抱き締めてるんだ」
「気に入ってもらえて嬉しいよ」
結構必死になって買いに走ったのを覚えている。人気の商品だからすぐに売り切れになる
のは目に見えていたから、吉澤は変装して、しかも並んで買いに行ったのだ。
その日、吉澤は遅刻すると言うおまけ付きであった。
- 45 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:38
ベッドに座る石川の横に吉澤も腰を降ろす。
そして、どちらからともなくくちびるを重ね合わせた。
「今日は…アタシのコトを愛して…」
「いつだって、梨華ちゃんのコト想ってるよ」
吉澤は石川の首筋にくちびるを移動させながら囁いた。
後藤と、早く別れなくてはいけないと思いながらも、なかなか切る事は出来ずにいた。
やはり、それなりに我が儘である後藤にも愛着はある。
狡いと言われればそれまでだが、吉澤は後藤の事もまだ好きに変わりはなかった。
別れない事で、石川に不安な気持ちを抱かせているのも分かっている。
払拭させるには、早いうちに後藤と手を切らなければならない。
しかし、その事で揉め事になるのは必須なので、それが嫌な吉澤は避けていた。
- 46 UNBALANCEな関係 2002/07/17(水) 19:39
「梨華ちゃんの匂いも味も覚えてる…」
石川のボタンに手をかけると、スルリと服を脱がせ、下着だけ残して上半身を裸にしてしまう。
「梨華ちゃん綺麗…」
吉澤の白い腕が石川の背中に回ると、ブラのホックを外す。
そして中から石川の胸が弾けて出てきた。
思わず両手で隠す石川に、吉澤の手が伸びる。
「見せて…。梨華ちゃんのおっぱい…」
愛しの吉澤の視線がじっと注がれて、それだけで石川はカーッと全身が熱くなっていく。
早く、その白い指で触れて欲しい…。
石川は、目だけで犯される感覚に襲われながら、そっと目を閉じた。
- 47 _ 2002/07/17(水) 19:41
>41-46 更新しました。
- 48 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:52
<12>
「出ない。絶対おかしい…」
何度かけても、吉澤の携帯は、電源が切れているのか全く通じなかった。
そして留守番電話にも切り替わらない。
今まで、そんな事は一度もなかった―――。
後藤は一抹の不安を感じていた。
今日は、確か石川と映画の会見があった筈だ。
その後のスケジュ−ルは、良く知らないが、石川と一緒に居る
可能性が高いと後藤は予感した。もちろん予想にすぎないのだが、
こういう時に限って悪い予感は当たるものだ。
「よっすぃ−…」
震える指で、後藤は石川の携帯メモリを押した…。
- 49 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:55
<13>
「よっすぃ−…ぁぁっ…ん…あ」
その頃、石川と吉澤は久しぶりに愛を確かめ合っていた。
裸にされた石川を吉澤は丹念に身体中を愛し始める。
「梨華ちゃん…。かわいいよ…。好き」
吉澤もささやきながら、石川の弱い部分を攻めたてる。
そして、石川の両足を開かせると、内腿にくちびるを這わせた。
「ゃ…っぁん…ぁ…んっ」
石川はよほど感じやすいのか、すぐに湿り気を帯びてくる。
まだ大事な部分には、触れていないのに、石川は下半身が熱くなるのを感じていた。
そんな時に、石川の携帯が鳴る…。
二人は行為に夢中になって気づかない。
「出て。梨華ちゃん…」
この時ほど、後藤は石川に出て欲しかった事はなかったと思う。
しかし無情にも呼出音のみが流れ、留守番電話に切り替わった。
――― ピッ ―――
いらいらして後藤は携帯を切った。
「まさか…ホントに…」
後藤の顔は一層険しくなった。
- 50 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:57
<14>
「梨華ちゃん…。もっと良く見せて…」
吉澤は石川の中をじっと見つめながら呟いた。
「ゃ…だ…ょ…ぅ」
石川は横を向いて、拒絶反応を示した。
ホントは、もっと見られたい。そんな欲望も自然と沸いてくるが
そんな気持ちを悟られるのが嫌で石川はわざと首を振った。
その時、枕元に置いてある携帯の不在着信に目が行った。
―――ごっちん……。なんで?
しかし、その疑問もすぐに解ける。
そういえば、今日は吉澤の携帯は一度も鳴っていない。
恐らく電源を切っているのだろう。だから、不審に思った後藤は石川に電話を
してきたのだと予想出来た。
―――ごっちん。邪魔しないでお願いだから…。
- 51 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:57
吉澤の熱い視線が、下半身に集中している。
それだけで、石川は訳もなく興奮してしまう。
(もう濡れてるかも…)
石川は、元から感じやすい体質であったが、吉澤に愛されるように
なってから、一層感じやすくなっていた。
そして、吉澤は、えっちの時は人が変わったような態度を見せる時があった。
「梨華ちゃん、振るのは、首じゃないでしょ?」
吉澤は石川の両足の膝の部分を抱えるように持ち上げた。
「?」
「腰を振ってる梨華ちゃんは、もっと…好きなんだ」
吉澤は、そのまま石川からも見えるように、茂みの中に顔を近づけると
そっとくちづけて、舌先で、もう硬く立っている蕾を突ついた。
- 52 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:58
「やん…」
石川は思わず身をくねらせ、声をあげた。
電流が流れるような快感に襲われる。
「梨華ちゃん、気持ち良いでしょ? ねぇ、ここ感じるよね?」
吉澤は話しかけながら、石川の感じるところを突いていく。
「はぁぁ…ん。…よっすぃ…〜」
なるべく吉澤の前では声を出さないようにしている石川だったが
それでも我慢出来ずに声が漏れてしまう。
悶える石川が可愛くて、吉澤は更に虐めたくなってしまうのだ。
「梨華ちゃん、もっと声聞きたいよ」
吉澤は口を離すと、石川を抱きかかえるようにして、腰に手を回し、
もう片方で、石川の茂みへと指を挿入した。
- 53 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:59
「ゃぁ…ぁぁん」
石川は夢中で吉澤にしがみついた。
吉澤の指に石川の内壁が、しっとりと吸いついてくる。
「梨華ちゃん、締まり良いね。気持ち良いよ」
吉澤は厭らしい笑みを浮かべながら、一層指の動きを早くする。
「よっすぃ−…」
「梨華ちゃん。腰動かしていいのに…」
わざと煽るように言って、吉澤は挿入しながら、蕾も刺激しだした。
「はぁぁ…。やぁ…っ…ん」
石川は、本能の赴くままに腰を揺らし始める。
その度に、肉壁に吉澤の指が刺激されて石川は声をあげた。
「ぁんっ。よっすぃ−…もっと…」
石川は吉澤の前で大胆に激しく腰を振りながら、吉澤を求めた。
- 54 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 21:59
そして、石川が絶頂に達しようとするところへ、また石川の携帯が鳴る。
マナ−モ−ドにしてあるから、台の上でブルブルと携帯が動き始める。
石川は悶えながらも、それに気づき、ボタンを押した―――。
- 55 UNBALANCEな関係 2002/07/18(木) 22:00
<15>
「梨華ちゃん?」
後藤はすがるような思いで、石川に呼びかけるが、様子がおかしい
事に気づくのに、そう時間はかからなかった。
電話越しから漏れてくるのは、石川の声…。
くぐもって聞こえるが、後藤は直感で嫌な事が浮かんだ。
神経を集中させて耳を澄ませる。
『よっすぃ−! もぅ…イかせて…』
「(え?)…」
受話器からハッキリと聞こえる石川の喘ぐような声。
『まだ早いよ、梨華ちゃん。今日は許さないから』
「よっすぃ−…」
後藤は耳を疑うが、紛れもなくその声は、吉澤の声だった。
自分の時と同じように甘くささやきながら、それでも攻撃的に攻める吉澤。
「ヤダ…。よっすぃ−…」
後藤は無意識に電話を切り、走り出していた。
- 56 _ 2002/07/18(木) 22:03
>48-55 更新しました。
そろそろ、どろどろな展開になる…かな?
- 57 名無しチャーミー 2002/07/19(金) 01:46
- 更新乙です。
すごい展開になってきましたね…
電話越しに聞こえる声を想像して、萌えますた。
続きを楽しみにしてます。
- 58 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:03
<16>
そして一時間後―――。
「じゃぁ梨華ちゃん、また明日」
「泊まっていけばいいのに…」
吉澤はシャワ−を浴び終え、帰り仕度をしていた。
「そういう訳にもいかなくてさ」
「ごっちん?」
わざと避けていた名前を敢えて、石川は出してみる。
どう吉澤が反応するか。
吉澤は一瞬手を止めるが、それは一瞬にすぎなかった。
「うん」
「アタシ、いつまでも、こんなままじゃイヤだからね」
石川は吉澤の背中にすがりつく。
「ゴメン。ごっちんには、ちゃんと言うから」
吉澤は振り返ると石川に優しくくちづけをする。
- 59 ( ´D`)モグモグ ( ´D`)モグモグ
- ( ´D`)モグモグ
- 60 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:08
(何度も聞いたよ? その言葉。もう待てないからね、よっすぃ−?
覚悟して…。)
「おやすみ…」
「おやすみなさい…」
そして、吉澤は石川のマンションを後にした。
石川は、後藤がどう出るか、想像するが見当がつかなかった。
何事にもリアクションの薄い彼女が、感情をむき出しにする姿が想像出来ない。
石川は、自分が、吉澤の愛人のような関係である事に不満を持ち、
今回のような行動に出てしまった。
(よっすぃ−は、どうするの?)
人目を避けるようにして辺りを見回し、誰もいないのを確認すると
吉澤はホッと息をつき、帽子を深々と被った。
こんな深夜に誰が見てる訳でもないが、やはり警戒してしまう。
しかし、ホッとしたところへ、背後から声がした。
- 61 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:21
<17>
「よっすぃ−…」
覇気のない声。
それは振り向かなくても、誰だか分かる。振り向く前に吉澤は答えた。
「ごっちん、どうしたの?」
僅かに吉澤の声はうわずっていた。
(どうして、ここに?)
待ち伏せして吉澤に声を掛けたものの、何をどう話したら良いのか後藤は混乱していた。
吉澤もまた同様であろう。
- 62 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:22
「久しぶりにね、梨華ちゃんに相談でもしようかと思って来たんだ」
驚く程冷静に答える自分に、後藤自身が驚いた。
「相談って?」
「うん。もういいや。よっすぃ−来たから。
よっすぃ−こそ、なんでここにいるの? なんで携帯の電源切ってたの?」
後藤は質問攻めにする。どう吉澤が答えるのか?
「なんでって、アタシも梨華ちゃんの相談受けてたんだ」
予想通り、嘘をつかれる。それはそうだろう。
本当の事なんか言える筈がない。
「そうなんだ。何回電話しても、よっすぃ−の携帯につながらないし」
「大事な相談みたいだったから、電源切ってたんだ。ゴメン。先に言っておけば良かったね」
(こちらもまた嘘。大事な相談。そうだね。してる最中に電話鳴ったら
邪魔になるものね。)
「あ、そう。そんなに大事な相談だったんだね…」
「…ぅ、ぅん」
吉澤はさすがにバツが悪いのか後藤とは目を合わそうとせず、
目は左右に泳いでいた。
- 63 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:26
<18>
「嘘つき…」
ボソッと後藤は呟く。
「え?」
吉澤にはよく聞こえなかったらしい。
「なんで嘘つくのよ?」
後藤は吉澤の両腕を掴むと訴えるように叫んだ。
「……」
「なにしてたか、知ってるんだから!」
吉澤の目が大きく見開く。
―――バレてた………。なんで?
- 64 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:26
「いつから梨華ちゃんと? いつから? ねぇ?」
気づいてない訳じゃなかった。でも、心のどこかでは、嘘だって思ってた。
しかし、石川の喘ぐ声がさっきから、耳について離れない。
「アタシに飽きたの? 梨華ちゃんの方がいいの? ねぇ答えてよ!」
後藤は知らず知らずのウチに大声をあげて泣き出していた。
「ごっちん!」
こんなに取り乱す後藤を見たのは、吉澤も初めてだったから、ただ
唖然として、後藤を見ているだけだ。
しかし、我に返り、ここは石川の家の前だったと気づいた吉澤は後藤の口を
自分の唇で塞いだ。石川のそれとは、また違って柔らかい後藤のくちびる。
それは、涙で少ししょっぱかった。
- 65 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:28
「そんなので…騙されないんだから…」
後藤は必死に抵抗するが、段々と力が弱まっていく。
吉澤は、後藤の口に舌を差し込むと、逃げる後藤の舌を捕らえて絡め合わせた。
「…ぁっ…んんっ」
後藤は抵抗を止めて、自分も吉澤の舌に応えるように求め始めた。
すっかりおとなしくなった後藤に、吉澤は後藤のシャツをたくし上げながら
後藤の胸をまさぐり始める。
「…はぁ…っ」
後藤の口から、甘い吐息が漏れ始めると、後藤は吉澤に強く抱きつく。
ブラをずりあげて、吉澤はすっかり硬くなった後藤の胸の蕾を荒々しく摘んだ。
「ぁぁんっ!」
- 66 UNBALANCEな関係 2002/07/19(金) 20:29
石川の家の前で、しかも外なのに、後藤は声をあげ、吉澤を求める。
いつ、石川が声に気づいて出て来るかも分からない。
しかし、吉澤は一人冷静だった。
(参ったな)
ここでやめる訳にもいかずに、吉澤は立った姿勢で後藤を一気にイカせる事に決める。
「ごっちん、イカせてあげるから…」
吉澤は耳元で囁くと、後藤のスカ−トに手を入れ、既にもう濡れている後藤の秘部へと
指を挿入させた。
「ぁんっ。よっすぃ−…」
掠れた声で後藤は叫ぶ。その声を吉澤は唇で再び塞いだ。
「…っ!」
口をねぶりながら、吉澤の指は激しく動いていく。
そして、後藤の身体が震えたかと思うと、後藤はあっけなくイッてしまった。
ぐったりとして、吉澤に身体を預ける後藤に、吉澤は優しく抱きしめた。
- 67 _ 2002/07/19(金) 20:38
- >58-66更新。
>じゃない様
素早い対応ありがとうございます。感謝なのれす。
よしごまで、スイマセンスイマセン。
>57さん
ありがとうございます。誰も読んでないんじゃないかと(w.
これからは、なるべくマメに更新するようにします。m(_ _)m
- 68 57 2002/07/19(金) 23:59
- や、やばいです。一瞬よしごまに萌えてしまいますた。
だって、シチュエーションが…外で、いしかーさん家の前で、
立ったままって、tmうwp、ksghyあr4pk@
すみません、取り乱しました。
も う だ め ぽ。
- 69 UNBALANCEな関係 2002/07/22(月) 19:40
<19>
近くの公園に腰を降ろし、吉澤は後藤に冷えているウ−ロン茶を渡す。
まだ身体が火照っている後藤は、それを美味しそうに飲み始める。
後藤は、もう一度、口に含むと、それを吉澤のくちびるに重ねた。
「美味しい?」
少し冷めた後藤のくちびるから、吉澤のくちびるへと雫が伝う。
「うん」
吉澤は、少し戸惑いながらも微笑んだ。
さっきの攻撃的な吉澤とは違い、穏やかな笑みで後藤を見つめる。
なんだか恥ずかしくて後藤はうつむいてしまう。
取り乱した事に少し後悔しながら、後藤は吉澤の肩に頭を預けた。
- 70 UNBALANCEな関係 2002/07/22(月) 19:41
「ゴメン。隠すつもりはなかったんだ」
吉澤は腕を回して後藤の肩を抱く。
言い訳…。何度重ねて後藤をごまかしていくのだろう?
うやむやにしてしまうため、後藤を抱いてしまったが、
やはり後藤の事も好きな事に変わりがなかった。
後藤は頭を上げると、吉澤にくちびるを寄せる。
「今日…ウチ泊まってくれるよね?」
少し遠慮がちに、後藤は口を開いた。
「ぅん…。いいよ」
吉澤は頷く。
「もっと…よっすぃーが欲しい」
石川には絶対吉澤を渡したくない後藤は、燃えるような眼差しで吉澤を見つめた。
「ごっちん…」
吉澤は、後藤にキスをする。
また揺らぐ決心。やはり、後藤を手放したくない…。
我が儘だが、自分にだけは、心と身体を許す後藤が、やはり愛しくて可愛いのだ。
「アタシも、ごっちんが欲しい…」
- 71 UNBALANCEな関係 2002/07/22(月) 19:41
<20>
石川が、ようやく眠りに就いた頃に、携帯が鳴る。
その着信は、吉澤からだった。
「よっすぃ−?」
急いで出る石川。しかし―――。
『………』
「もしもし?」
相手は答えない。そして一息おいてから
『後藤だけど…』
後藤の声が低く響いた。
「………」
石川に緊張が走る。
『よっすぃ−だと思った? そりゃそうだよね。この携帯よっすぃ−のだもん』
「なんなの?」
『それはこっちのセリフだよ。アタシのよっすぃ−盗らないでよ。
そんなコトぐらいで別れたりしないから!』
一方的に電話は切れた。
石川は暫く携帯を握りしめたままだった。
『そんなコト―』にしては、大胆な行動に出たつもりだったが、あまり効果はなかったらしい。
そう思うと、自分のした行為が酷く惨めな気がして、石川は唇を噛みしめた。
- 72 UNBALANCEな関係 2002/07/22(月) 19:42
<21>
通話履歴を消し、元の場所に戻した所で、吉澤がシャワ−から浴びて戻ってきた。
「お先に…」
「じゃぁアタシも入ってくる…」
後藤が行きかけたところへ、吉澤に抱きしめられる。
「よっすぃ−?」
「すぐ戻っておいで。そしたら、また…」
「…ぅん…」
後藤は吉澤の腕から離れると部屋を出て行った。
「馬鹿みたい…」
吉澤は呟く。今まで自分に後ろめたい事などなかったが、
今日は石川の仲がバレたせいで、自ら何度も後藤を求めてしまう自分に何故か腹が立った。
しかし、何故石川のマンションの前に後藤がいたのか。
考えられる事は一つしかなかった―――。
吉澤は一瞬躊躇ったが、後藤の携帯を取ると履歴ボタンを押す。
「やっぱり…」
予想通り、石川の名前が出てくる。時間帯も一致している。
あの時、石川が電話に出た形跡はなかった。それとも…。
石川のしたたかな一面を見た気がして、吉澤は眉をひそめた。
- 73 _ 2002/07/22(月) 19:44
- 吉澤が最低なヤツかも。
>68さん
レスありがとうございます。
ここで、よしごまって、ちょっと抵抗が(w
- 74 68 2002/07/23(火) 01:39
- 更新乙です。
3人とも一癖ある感じが面白いですね。
いい人ばっかりじゃなくって。結果的に、ですけど。
確かに吉は最(ry
でも好きだ。
- 75 吉澤ヲタ 2002/07/23(火) 19:37
- リクエストしておいて更新に気がつかなくてすまそ。良いです。
桃板禁忌の極秘深海小説がんがってくらさい。
こちらもくれぐれもうっかりageないように気をつけますので。